A Recipe for a Happy Life

日本での幸せライフレシピ

ベトナムのバインミーで起業 Bui Thanh Tam さん

日本とはどんな縁がありますか?

私はクワンナム省ダイロックの農家に生まれました。小さい頃から、人生を変えるために一日を前進させたいという願望は常にありました。小さい頃私は他の子と同じように漫画やアニメが大好きで、いつになったら遠く離れた日本に行ける日がくるのか楽しみにしていました。そして縁があり、2007年、私の兄が親戚の支えもあり留学に行くこととなりました。その4年後私も兄に続いて美しい国、日本に渡りました。

現在のご職業は何ですか?

私はBánh Mì Xin Chào(バインミーシンチャオ)の設立者です。2016年10月、1年以上の計画を経て私の兄と東京初のお店を出店いたしました。ベトナムのバインミーチェーン店を日本各地に広げていきたいという夢も持っています。開業後4年、嬉しいことにバインミーシンチャオは徐々に発展、ブランドの拡大をしていき、日本にいるベトナム人コミュニティや日本人に知っていただけました。現在、バインミーシンチャオは東京と神戸に支店があります。2020年の終わりにはキッチンカーが開始される予定です。私たちは他の会社と契約をし、2021年には事業を拡大していく予定です。

日本にいてよかったなと思うことはなんですか?

日本に来て初めて驚いたことは人々の環境を守る意識です。路上にはゴミ一つ無く綺麗で、人と自然が共存しています。日本人はとても自然を大切にし、尊敬していて、私は関心しました。その考えを守り抜くことは日本人から学ぶべきことだと思います。日本人はとても知的で、規律を守り、勤勉で厳格に複雑な問題と向き合っているため、やること全てが完璧です。日本は比較的小さな島国で、資源が裕福ではなく、毎年自然災害に見舞われているにも関わらず、世界でも大国となっているのはとても貴重です。日本に渡って10年目、私は経済を回す方法や日本企業のビジネスを経験、観察、勉強し理解してきました。その後、私は自分のビジネスを成功させるため、多くの教訓を引き出すことができました。

日本での夢や計画を実行する上で、どのような困難に直面しましたか?

資金がない、経験がない、他人との関係がないという3つナシで起業に挑戦しました。敷地を借り、適切なサプライヤーを見つけるのはとても大変でした。しかし、努力の結果すべてのことがうまくいき、改善され、ビジネスの準備が整いました。私まだ日本では馴染みのないベトナムのバインミーをF&Bモデルでビジネスを行いました。日本人は、食品選びに細心の注意を払います。そのため、初期段階での非常に困難だったことは信頼を築くためにはどのように品質を確保しつつ、衛生面も確実なものにしなければならないことでした。その後、私は仲間とともに強力な基盤を持つバインミーシンチャオを構築し、一歩ずつ日本各地でのブランドの周知と立ち位置について確立してきました。

あなたの近い将来、長期的な将来について教えてください。

上記でお話ししたように、近い未来バインミーシンチャオはフランチャイズで支店を増やします。そしてブランドアイデンティティを向上し、今にないビジネスモデルを構築し利益の最大化に努めていきます。長期的に考えると、ベトナム人が作り上げたバインミーシンチャオを日本で有名なチェーン店にしたいです。その後、バインミーシンチャオに関連のある産業やサービスを向上させていきたいです。日本の市場が安定しているときに、海外市場も視野に入れ、ベトナムパンといえば誰もがバインミーシンチャオを選んでくれる日を心待ちにしています。道のりがどんなに長くても困難でも、私は自分自身の目標を設定したからには最善を尽くして、大きな成果を残します。

日本にいる若者へメッセージをください。

私が若い皆様に考えてほしいのは「留学」とは何かということです。お金を稼ぐことや外国語の勉強だけではありません。皆さんは勉強時間、仕事時間、休む時間をしっかり確保し、自分自身の体調管理を行ってください。様々な分野で挑戦経験を積み、知識や能力向上に努めてください。そして、いつも自分の目標をしっかり決め、実現させてください。結果がどうあれ、あなたが頑張ったなら成功となります。

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