A Recipe for a Happy Life

日本での幸せライフレシピ

ママ起業家 マイ・ホアイ・ジャンさん
〜日本を15年間旅して〜

来日のきっかけを教えてください。

私はベトナム、フエで生まれ育ちました。母は日本語教師をしていたため、小さな頃から日本語や日本文化に触れる時間が多くあり、この頃から私は日本に留学し、将来は就職し生活する国だと心に決めていました。

努力が実り、2004年に全額奨学金をいただいて立命館アジア太平洋大学に留学しました。これが私の夢であった日本生活の始まりでした。

現在のお仕事は?

現在、私はブランドの立ち上げ、発展をプロデュースする会社RAROMAのCEOを務めています。多くの事業に取り組んでいますが、一番私が力をいれているのは「Cyclo Limousine」です。

また、私は株式会社グローバル・ビジネス・ネットワーク(GBN)の執行役員も務めています。当社は、不動産や旅行関係の会社であり、他に人材紹介も行っています。

RAROMAはベトナムと日本のかけ橋になることを使命とし、多くの有名なブランドを育てて知名度の高い企業になることを目指しています。

RAROMAが軌道に乗った2020年にGBNと縁があり、私は執行役員となりました。日系企業とベトナムの学校・会社を橋渡しし、日本で働きたいベトナム人の若者をサポートしています。私は、ベトナム人の若者がいつでも十分で正確な情報を入手でき、将来のために最適で効果的な選択・投資ができるように努力しています。

日本にいてよかったと思うことは何ですか。

日本は、物価が高いと言われる国の一つで、大学を卒業してすぐに結婚、出産することは、とても勇気のいる決断でした。当時を振り返ると間違えた選択はなかったと思います。私は24歳で家庭を持ち、自分のことを理解して、応援し、そして愛してくれるパートナーに出会えて本当に良かったです。

日本は子育てをする私にとって理想的な国です。出産を促すため、日本では子供や家庭に対して、様々な支援策を実施しています。例えば、母親は妊娠中の検診と出産手当として、赤ちゃん一人当たり42万円が支給され、さらには中学生までの学費が免除されます。

仕事と子育ての両立をする上での困難について教えてください。

日本人は几帳面で、子育てと仕事、どのポジションにおいても高い専門性と貢献性を求めることがあると思います。そのため、日本は女性が働きながら子育てをする環境がまだしっかり形成されていないのではないかと感じました。

日本は起業家にとって理想的な国とはあまり言えません。社会は十分発展し、新たな変化を望まない人が多くいるような気がします。企業では、すでに取引経験のある会社のみと関わり、余程のことがない限り、取引先を変えることはありません。

子育てしながら仕事をし、かつ起業するのは本当に苦難の道でした。私はいつも「Where there’s a will, there’s a way」を心に秘めています。1度きりの人生だからこそ、やりたいことがあれば、諦めずに挑戦し、今まで決めたこと、挑戦したことを一切後悔しないよう行動しています。

仕事において、将来のやりたいことは何でしょうか。

現在、RAROMAのパートナーのために、ブランド構築を実行しています。認知度の高いブランドを生み出すことによって、RAROMAも有名になると期待しています。

GBNでは、来日を希望している多くの若者が自分の能力を日本で十分に発揮できるようになることを期待しています。そして、若者たちに正しく、安定した生き方を提案できることを支援していきたいです。

日本に住んでいるベトナム人の若者へのメッセージをお願いします。

何事も、成功したければ必ずパートナーが必要です。そのパートナーは奥さん・旦那さん・分かり合える友人・理解ある同僚、または信頼のおける人材紹介会社かも知れません。

日本で成功したいのであれば、自分に合うパートナーを探してください。GBNはあなたの良きパートナーを目指して努力しています。

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